インストール方法

English version

Enju をコンパイルするには LiLFeS がイン ストールされている必要があります.コンパイラは g++ バージョン 3.2 以上 が必要です.

文法データファイル enju-grammar-X.Y.Z.tar.gz (X.Y.Z はバージョン番 号)はホームページなどから別途入手して下さい.文法データファイルを Penn Treebank から作りなおす場合は,発展的な使い 方を参照して下さい.

Enju は,MAYZ ツー ルキットのサブパッケージとして提供されています.MAYZ パッケージの 一部のファイルも使用するため,Enju のインストールは MAYZ パッケージの トップディレクトリから行ないます.

  1. MAYZ のソースパッケージ mayz-X.Y.Z.tar.gz (X.Y.Z はバージョン番 号)をダウンロードして,展開します.
    % tar xvzf mayz-X.Y.Z.tar.gz
  2. configure スクリプトを実行します.
    % ./configure
    デフォルトでは,/usr/local/ にインストールします.他のディレクトリ (例えば,$INSTALL_DIR) にインストールしたい時は,以下のように prefix を指定して下さい.
    % ./configure --prefix=$INSTALL_DIR
    lilfes が同じ prefix のディレクトリにインストールされている必 要があります.そうでない場合は,CXXFLAGS や LDFLAGS に,インクルー ドファイルやライブラリの場所を指定して下さい.
  3. Enju をインストールします.
    % make install-enju
  4. 文法データファイル enju-grammar-X.Y.Z.tar.gz (X.Y.Z はバージョン 番号)を /usr/local/share/liblilfes/enju/ (prefix を指定し た場合は,$prefix/share/liblilfes/enju) に展開します.
    % cd /usr/local/share/liblilfes/enju/
    % tar xvzf enju-grammar-X.Y.Z.tar.gz
    もし他のディレクトリに展開する場合は,ENJU_DIR 環境変数に文法データファイ ルの場所を設定して下さい.

CVS からパッケージをとった人へ

はじめに,configure スクリプトを作るために以下を実行する必要があります. あとは上と同じです.
% aclocal; autoheader; automake --add-missing --foreign; autoconf

Enju の使い方 Enju ホームページ 辻井研究室
MIYAO Yusuke (yusuke@is.s.u-tokyo.ac.jp)