Enju をコンパイルするには LiLFeS がイン ストールされている必要があります.コンパイラは g++ バージョン 3.2 以上 が必要です.
文法データファイル enju-grammar-X.Y.Z.tar.gz (X.Y.Z はバージョン番 号)はホームページなどから別途入手して下さい.文法データファイルを Penn Treebank から作りなおす場合は,発展的な使い 方を参照して下さい.
Enju は,MAYZ ツー ルキットのサブパッケージとして提供されています.MAYZ パッケージの 一部のファイルも使用するため,Enju のインストールは MAYZ パッケージの トップディレクトリから行ないます.
% tar xvzf mayz-X.Y.Z.tar.gz
% ./configureデフォルトでは,/usr/local/ にインストールします.他のディレクトリ (例えば,$INSTALL_DIR) にインストールしたい時は,以下のように prefix を指定して下さい.
% ./configure --prefix=$INSTALL_DIRlilfes が同じ prefix のディレクトリにインストールされている必 要があります.そうでない場合は,CXXFLAGS や LDFLAGS に,インクルー ドファイルやライブラリの場所を指定して下さい.
% make install-enju
% cd /usr/local/share/liblilfes/enju/ % tar xvzf enju-grammar-X.Y.Z.tar.gzもし他のディレクトリに展開する場合は,ENJU_DIR 環境変数に文法データファイ ルの場所を設定して下さい.
% aclocal; autoheader; automake --add-missing --foreign; autoconf